インサイドフォースは、論より証拠!その3 真のサイドフォース
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中川 伸 |
速報 こんなのを見つけました。 ORSONICのサイドフォースチェッカーの使用記事です。当然ながら同じ結果なので同じ証拠となります。
ORSONICのサイドフォースチェッカーを使ってLP片面の約20分の動画を撮りました。
編集が終わり次第ここに公開させて頂きます。すこしだけもったいぶりたい気持ちも実はあります。これはスタイラスが外側に動くと指針は内側に動くタイプです。でも真のサイドフォースチェッカーです。いずれ詳細な説明をしますが、レコードの壁の圧力差はトレース能力とはズレていて、ほぼ無意味な物理量です。重要なのはカートリッジ側から見たカンチレバーを曲げない真横の力です。でも似てはいます。カートリッジの機械インピーダンスとトレース条件については勉強しておいた方が良いです。皆さん大いに論争しておいてください。
OLSONICでテストをする前に、指でそっと力を加えて針の動きを見てみると、こんなもので正確に測れるのかなあ?と少しは疑問を抱きました。しかし測ってみると、さすが現オーブレイの元 並木宝石製で、今や世界の高級カートリッジを影で支えている縁の下の力持ちです。あまりにもうまく測れ過ぎたので驚いております。
結果を示したとしても、何か間違いがあるのじゃないかとか、ズルをしているのじゃないのかと思う人が出そうなので、似たような結果を出せる実験方法を考えました。
捨ててもいいようなレコードと、惜しくもないカートリッジを用意します。ボディと針先の隙間はあった方が良いです。そして上図のようにカンチレバーを延長します。テコの原理で動きを拡大するのです。手元の方を2つに割って、カンチレバーの中間付近に極少量の瞬間接着剤で取り付けます。ここでの竹はできるだけ薄く軽くします。妻楊枝でも良いかもしれません。調べたら桐が最も良さそうです、実験終了後に瞬間接着剤はアセトンで剥がせるので、恐れずに何度も繰り返せます。頭が良くて計算に自信のある人は実験しない傾向が有ります。
先端の動きを見やすくするようヘッドシェルの上から紙を延長すれば相対的な動きとして見やすくなるでしょう。何はともあれ興味を持った方は実験をしてみてください。私の主義は論より証拠です。ORSONICのサイドフォースチェッカーと原理は全く同じものです。この方法は、中川式サイドフォースチェッカーとでも呼んでください。以前の中川式摩擦測定も楽しんで下さい。
その前になぜインサイドフォースが重要かです。カートリッジの推奨針圧をよく見てください。2.0g±0.2gとか書かれています。曲がったアームで発生するインサイドフォースは針圧の10%程度と言われていて、これはほぼ合っていると思います。 これ合わせるためにインサイドフォースキャンセラーが発明されました。サイドフォースはあくまでも横の力という意味であって、斜めの力ではありません。カートリッジは横の動きを発電する構造であって斜めの動きでの発電ではありません。
カートリッジの針圧に対する沈み込みは針圧と比例します。盤が回っても左右に曲がるだけで沈み込みは少ししか変わりません。今のうちに動画のふるまいを予想をしておいてください。
結果ですが、世界中が今まで延々とやっていきたこと、それはあまりにも明確で正しいトラッキングエラー理論に完全に縛られ過ぎていたのかな?そのため、それが天動説かのようだったのかな?、、、です。実験をして頭に浮かんだ言葉、それは「頭でっかち」でした。ダンパーの存在、盤が押す力とカンチレバーが受ける力の角度ズレ、溝の音量変動による摩擦力変動の振る舞い、こういった重要問題こそが置き去りにされていました。こういった事を公表すれば、火あぶりの刑に処せられるかも?、、と心配ですww。
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