製品 | 型番 | 定価 | 発売 | 受注終了 | PSEのビンテージ |
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パワーアンプ | LB-4a | \300,000 | 1994年 8月 | 2001年 3月 | ビンテージ認定品 |
LB-4の資料![]() |
\220,000 | 1980年 3月 | 1994年 8月: | ビンテージ認定品 | |
チャンネルデバイダ | LX-8の資料![]() |
\180,000 | 1982年 5月 | 1995年 8月: | ビンテージ認定品 |
プリアンプ | MCR-38 | \580,000 | 1993年12月 | 2001年 3月 | ビンテージ認定品 |
LZ-12MCの資料![]() |
\400,000 | 1979年 7月 | 1995年 8月: | ビンテージ認定品 | |
LZ-12の資料![]() |
\387,000 | 1978年 4月 | 1995年 8月: | ビンテージ認定品 | |
MC ヘッドアンプ | LN-2の資料![]() |
\ 27,800 | 1978年 4月 | 1995年 8月 | 無関係な電池式 |
LN-1の資料![]() |
\ 42,800 | 1976年 4月 | 1995年 8月 | 無関係な電池式 |
FIDELIXは技術的な先進性を常に求め、他社でできるものは避けたユニークなものだけを製品化してきました。特に‘94に発売したハーモネーター(SH-20K)はデジタル化で超高域がカットされてしまい、もはや生の音楽とは程遠くなってしまったため、修復の必要性を痛感して開発したものです。そもそもFIDELIXというブランドは「生の音楽に忠実な音を!」という願いを込め、fidelity(忠実度)に由来して命名しました。
製品ポリシーですが、高価すぎる「これ見よがし」なものは、ごく一部の恵まれた人のためだけにしかなりません。かといってコスト重視の大量生産品ではFIDELIXのこだわりが生かせません。そこで、一般ユーザーに手が届く価格帯の中で、物量ではなく最大限の技術や知恵を詰め込み、最高レベルに準じた性能を目指しています。囲碁や将棋の強い人は石や駒が少なくても、その働きは有機的に結合し、とても強固です。この領域に達するまで徹底的に練り上げています。結果として製品寿命が著しく長いこともFIDELIX製品の大きな特徴です。
さらにFIDELIXは省資源、省エネにも熱心なため、製品は小型、省エネ化を目指しています。小型で高効率なスイッチング電源であっても、音質に有害なスイッチングノイズは理論的に最小となるセリニティー電源を開発したのもこのためです。
FIDELIXは音楽を聴く喜びを大切にしたいと切に願っています。‘94発売のハーモネーター(SH-20Kで現行商品)は、当時としては画期的な「たとえ試聴後であっても直販なら10日以内は返品可能」という大胆な販売方法を取ったのも、この思想と自信の表れです。この販売方法は最新製品AH-120Kにも受け継がれ、FIDELIXのオーディオ魂が込められております。