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手持ちPCでCDのスペクトルと波形をつぶさに観察してみよう! 中川 伸

 音楽CD(44.1kHz,16bit)にはエラーが起きにくいよう、また、起きたとしても補正しやすいよう、特殊な工夫がしてあります。そこで以下のようなリッピング用ソフトを使い、シンプルなWAV(44.1kHz,16bit)形式に直します。Exact Audio Copy V 0.95 beta 4 with CDRDAO-Burningはフリーソフトで、ダウンロードは
http://www.digital-world.de/downloads/audio/software/1253089/index.htmlからできます。Windows installerとZIP-Archiveはどちらでも良いでしょう。私は後者を使いました。 さらにEAC日本語言語ファイル - EAC V0.95 beta 4用 第1版 (06/03/07) を以下からダウンロードし、README読んで日本語のバージョンを上げましょう。
http://homepage3.nifty.com/eacj/

 これらは国際標準のZIP形式で圧縮されているので解凍ソフトが無ければ、以下から自己解凍形式で圧縮されたLhacaをダウンロードし、これを使って解凍しましょう。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se166893.html?site=n 先ほどのExact Audio Copyを使ってCDからWAVファイル作り、どこかに保存しておきます。以下がフリーのスペクトルアナライザのソフトです。
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se085448.html これは日本でよく使われているLZH形式で圧縮されていますが、同じくLhacaで解凍して使います。

 このソフトを立ち上げ、保存してあったWAVファイルを読み込んでWS131で走らせると音楽に応じた動作をします。サンプルデータ数は8192くらいがちょうど良い動作かも知れません。 また、以下のソフトを使えばオシロスコープが無くとも音楽の波形をつぶさに観測することができます。
http://www.babylonic.com/audacity/audinst.htm これらをつかっていろんな音楽のスペクトルと波形を注意深く観測するとオーディオ界でまことしやかにいわれていたことが、必ずしも正しい訳ではなかったことがよく分かります。 音楽波形に規則性などあまり無く、高域はピンクノイズに非常によく似ています。コントラバスのピチカートは時間がかかって音が成長しています。他の多くの楽器もある加速感を持って立ち上がっています。

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